思い描く
キャラクターを動かしたい。ゲームをつくりたい。ワクワクする気持ちが、考えるスタートになります。
WHY PROGRAMMING IN AFTER-SCHOOL DAY SERVICES?
正解を覚える活動ではなく、「こうしたい」を順序に変え、試し、直し、誰かに見せる活動だから。遊んでいるように見える時間の中で、考える力や伝える力が、少しずつ動き始めます。
PROGRAMMING IS A THINKING PROCESS
文部科学省が示す「プログラミング的思考」は、自分が意図する活動を実現するために、必要な動きの組合せを考え、よりよい方法へ改善していく思考です。子ども向けのブロック型プログラミングでは、この考える過程を、色や形、動きとして画面上に置くことができます。
WHAT CHILDREN ACTUALLY DO
キャラクターを動かしたい。ゲームをつくりたい。ワクワクする気持ちが、考えるスタートになります。
何を、どの順に動かすか。「まずはここから」と小さな手順にしていきます。
思った通りに動かなくても大丈夫。「次はこうしてみよう」と、もう一度試せます。
できた作品を見せると、自然に話したくなる。作品が、自分の考えを伝えるきっかけになります。
「こうしたい」→「やってみる」→「ちょっと違う」→「もう一度」。この小さな試行錯誤の積み重ねが、論理的思考や問題解決能力を育てる経験になります。
WHAT RESEARCH SHOWS
世界各国の研究をまとめたメタ分析では、プログラミングと「考える力」の間に、前向きな結果が報告されています。
プログラミングを学んだ子どもたちと、学んでいない子どもたちの差を、研究同士で比べやすくした数字です。数字が大きいほど、学習による差が大きかったことを示します。
つまり、下の g = 0.49 と g = 0.621 は、どちらも「教育として無視できない、中程度のプラス効果が見られた」という意味です。
32研究・77効果量を統合した2024年のメタ分析。なかでも、ブロックを組み合わせるような視覚的プログラミングは、高い効果を示しました。
研究を見る ↗74研究・136効果量を統合したメタ分析では、問題解決、創造性、批判的思考、コミュニケーションなど、幅広い力への効果が報告されています。
研究を見る ↗小学校低学年を対象にした研究では、コーディング教育後に、計画性や行動をコントロールする力の向上が報告されています。
研究を見る ↗ADHD / AUTISM SPECTRUM
体を動かす活動が好きな子もいれば、タブレットやデジタルの世界に心が動く子もいます。プログラミングには、これまでの活動では見えにくかった得意や意欲を引き出せる可能性があります。
ブロックを並べることで、「最初に何をするか」「次は何か」が目に見えます。言葉だけでは分かりにくかった子にも、見通しを持てる入口になります。
関連しやすい観点:ワーキングメモリ/計画/認知・行動ボタンを押せば、すぐに動く。思った動きと違っても、すぐに直して試せる。自分の力で「わかった!」にたどり着ける場面が生まれます。
関連しやすい観点:注意の持続/自己修正/原因と結果ゲーム、乗り物、音、キャラクター。その子の好きなものを作品にできます。「やらなきゃ」ではなく、「もっとやりたい」から学びが始まるかもしれません。
関連しやすい観点:参加意欲/集中/主体性自分から話すのが得意ではなくても、作品があれば「ここを見て」と伝えられます。作品を間に置くことで、見せる、聞く、褒められるという交流が自然に生まれます。
関連しやすい観点:言語・コミュニケーション/人間関係・社会性RESEARCH ON ASD / ADHD
6〜15歳のADHD/ASDの子どもを対象にした2023年のレビューでは、プログラミング・計算論的思考の獲得に加え、社会性や感情に関わる力にも前向きな変化が見られた研究が整理されています。
この分野の研究は、今まさに広がっています。診断名だけで向き不向きを決めるのではなく、まず触れてみて、その子がどんな表情を見せるのか。そこから新しい可能性が見つかるかもしれません。
レビュー論文を読む ↗CONNECTION TO THE FIVE AREAS
作品をつくる活動の中には、考える、伝える、関わる、見通しを持つなど、さまざまな発達支援の要素があります。その子の個別支援計画に合わせて、育てたい力へつなげられます。
順序、条件、因果関係を捉える。結果を確認し、自分で次の行動を考える。
作品の工夫を説明する。言葉だけでなく、画面や動きを使って伝える。
作品を見せ合い、違いを楽しむ。「すごいね」と認め合う時間をつくる。
開始・終了の見通し、道具の管理、困った時に助けを求める経験につなげる。
視覚・聴覚・触覚を活かしながら、その子が集中しやすい環境を整える。
こども家庭庁のガイドラインも、安全・安心を土台に、5領域を踏まえながら一人ひとりに合わせた支援を行うことを大切にしています。
名の子どもたちへ
プログラミング教育を実施
EVIDENCE × FIELD EXPERIENCE
Do! Kids Labは、幼稚園・保育園、小中学校、特別支援の現場、通常教室を通じ、のべ2,000名以上の子どもたちとプログラミングに取り組んできました。
見本から始める子、自分のペースで進む子、どんどんアイデアを広げる子。入り方は違っても大丈夫です。一人ひとりに合う入口を用意し、その子自身が「できた」と感じられる授業をつくります。
出張プログラミング活動を見る →OUR APPROACH
私たちが考える「プログラミング療育」は、医療的な治療とは役割を分けながら、子どもの「好き」や「やってみたい」を入口に、考える・伝える・自信を持つ経験を増やしていく、新しい発達支援の選択肢です。
REFERENCES
査読論文、レビュー、メタ分析、公的ガイドラインを中心に掲載しています。リンク先で原典を確認できます。
BRING PROGRAMMING TO YOUR FACILITY
「うちの子たちにも合うかな?」という段階で大丈夫。年齢・特性・人数を伺い、子どもたちがワクワクして参加できる体験を一緒につくります。